ロードバイクにはライトや鍵、ペダル等は付属しません。鍵はなくても走れますがペダルは無ければ走れませんし、ライトやベルも道路交通法に違反しないよう必要になってきます。
予算を決める際にはロードバイクとは別にパーツアクセサリー類の予算を確保しておきましょう。
ロードバイク購入したら揃えるパーツ(アクセサリー)
必要不可欠なもの
- ペダル
- ビンディングシューズ(ビンディングペダルでなければ不要)
- ポンプ(空気入れ)
- ライト(フロント)
- ベル
- 鍵
- ヘルメット
- グローブ
ビンディングペダル(シューズ)とは足をペダルに固定する機能が付いたものです。スキーやスノボと同じものですね。普通のペダル(フラットペダル)ならシューズは購入する必要はありません。
ポンプについては携帯ポンプで適正空気圧まで空気を入れるのは無理ではありませんが、かなり大変な作業です。家用には必ずフロアポンプを選びましょう。高価な空気入れは精度が良く、ポンピングが軽くて楽なものが多く、1回で入る空気量が多くなるためポンピングの回数が減ります。
空気さえ入れてしまえば走るときに使わないものなので、できるだけ節約したいと思う人は多いでしょうが、故障が少なく長く使えるものなので予算が余れば少し良いものを買っても良いでしょう。
リアのライトを購入しない場合は後方に赤色の反射材が必要になります。ロードバイク購入時についていることがほとんどですがお店に寄っては付けずに納車される場合もあるので確認しましょう。
ベルは実際に使うことはほとんどありませんが道路交通法上必要ですので必ずつけましょう。最近はコンパクトで目立たない商品があります。
鍵は選ぶのに一番悩む商品の一つです。携帯性の良い軽くて小さいものは壊されやすく、破壊されにくいものを選べば重たくて携帯性が悪くなります。都心部ほど盗難率は高くなるので頑強な鍵を用意しましょう。
ヘルメットは条例で義務化されている地域も多いですが転倒した時に頭部を守る為に必ずかぶりましょう。通販で偽物の流通が多い商品なのでお店で購入を勧めますが、ネットで購入するなら販売元の確認は必ずしましょう。
グローブも転倒時の怪我の保護や乗車時の手の痛み緩和に必要です。初心者は厚手のパッドが入ったものが良いでしょう。
買った方が良いもの
- ボトルケージ・ドリンクボトル
- パンク修理セット
- ライト(リア)
- チェーンオイル・洗浄剤
- メンテナンススタンド
- サングラス
- サイクリングウェア
- サイクルコンピューター
通勤などの近距離や市街地だけ走るのであれば必要ない人もいるかもしれませんが、サイクリングは特に夏の暑さの中では喉が渇くため、長時間のライドで水分補給をすることが最も重要です。ドリンクボトルなら立ち止まる必要もなく少しずつ給水できるのでとても便利です。
パンクした際に自分で修理ができれば店を探す必要も、押して店まで歩く必要もなくなります。なるべく早く購入して自分でできるよう練習しましょう。お店に寄っては購入時に作業方法の講習をしてくれる場合もあります。ロードバイク購入時に確認してみると良いでしょう。
リアのライトは反射材で補えますが、ライトの方が視認性が良く安全です。夜に乗ることがある人はもちろんですが、夜に乗らなくてもトンネルではライトが付いていると安全性が高まります。できる限り購入しましょう。
チェーンオイルは定期的に塗布しないといけないので購入時は必要なくてもすぐに必要になります。チェーンを洗浄してからオイルを塗布するので洗浄剤とオイルをセットで購入しましょう。
チェーンオイルを塗布する時や家で置いておくのにスタンドがあると便利です。壁に立てかけておくと、ふとしたきっかけで倒してしまったりするのでスタンドを用意しましょう。
ロードバイクで走っていると風で目が乾くのと紫外線で目も日焼けします。目の保護のためにもサングラスをしましょう。
風の抵抗を減らすためにウェアはとても役立ちます。最初はピタッとしたジャージに抵抗があるかもしれませんがスピードが上がるほどウェアの空気抵抗も増えます。パッドの付いたパンツは長時間のサイクリングには必須です。カペルミュールなどおしゃれなジャージなら抵抗感も少なく使えると思います。
スピードが何キロでた、何キロ走ったかわかるとモチベーションにつながります。ケイデンス(足の回転数)や心拍数がわかれば効率良く走ることができます。走行データを記録してデータを残してくれるものや地図が付いてナビ機能があるモデルもあります。必須のものではありませんが、あった方がよりサイクリングを楽しめる商品です。
まとめ
ここに書いたもの以外にもあると便利なものは沢山ありますが一気に準備するとかなりの金額になってしまいます。それに最初は必要だと思っても後で使わなくなるものでてきます。
最初から全て用意するのではなく、最低限必要なものと自分が欲しいものだけ購入するのが良いでしょう。一度に買って店に行かなくなるより、必要なものを、その都度お店に買いに行くようにすればお店とのつながりもでき、ロードバイクに乗っていて気になることなども相談しやすくなります。